台風18号は日本の南海上を北上しています。
9月15日は北寄りに進路をとり、日本の南海上を引き続き北上した後、 9月16日の未明からは進路を北東に変えて、 16日午前中に静岡県から関東に上陸する見込みです。
台風18号は、勢力的にはさほど強くありませんが、 台風を取り巻く雨雲が発達しているため、太平洋側を中心に大雨になる恐れがあります。
静岡県や紀伊半島では、総雨量が山間部で500mmに達する可能性があるほか、 平野部は250~300mmの大雨が降る見込みで、 ピーク時には1時間に60~80mmの非常に激しい雨になりますので警戒してください。
また台風の進路に近いため、瞬間的に20m以上の強風が吹くこともあるので、 風にも注意してください。
関東地方や東海地方(紀伊半島・静岡県を除く)においては、 山間部では350~400mmの大雨になり、 名古屋や東京といった都市部でも150mmと雨量が多くなります。
ピーク時には1時間に60~80mmの非常に激しい雨が降る恐れもあるため、 道路の冠水等に警戒が必要になります。
また、風も瞬間的に20m以上の強い風が吹く可能性がありますので、 注意するようにしてください。
あと、四国や東北の山間部でも総雨量が200mm、 1時間に50mm程度の激しい雨が降るところもありますので注意が必要です。
今年は台風の勢力はさほどででなくても、海水温が高いため、 雨雲が予想以上に発達して大雨になりやすいです。
そのため、大雨に備えるようにして、 最新の気象情報に注意してください。
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